Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §45.1.69.pr

履行不能な給付に対する違約金約定の無効

7416 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

ウルピアヌスは、すでに死亡した奴隷を出頭・引渡させることのような履行不能な事柄について違約金を約定しても、その違約金は発生せず無効であることを説明している。

[ULPIANUS libro sexto ad edictum. ] §45.1.69.prSi homo mortuus sit, sisti non potest nec poena rei impossibilis committetur, quemadmodum si quis Stichum mortuum dare stipulatus, si datus non esset, poenam stipuletur.
[ウルピアヌス、告示注解第6巻] もし奴隷が死亡しているならば、出頭させることは不可能であり、不可能な事柄に対する違約金が発生することもない。 これは、ある者が、すでに死んでいるスティクスを引き渡すことを約定したうえで、もし引き渡されなかった場合には違約金を支払うということを約定する場合と同様である。

語釈・文法注

  1. §45.1.69.prsisti — 動詞 `sistere`(法廷などに出頭させる)の現在受動不定詞。非人称動詞句 `non potest`(不可能である)の補語として機能し、「(当事者または奴隷が)出頭させられること」を表す。
  2. §45.1.69.prcommittetur — 動詞 `committere` の未来直説法受動態三人称単数。法学用語で `poena committitur` は「違約金の条件が成就して支払義務が発生する(没収される)」ことを意味する。
  3. §45.1.69.prstipulatus — 脱格動詞 `stipulari` の完了分詞。ここでは完了助動詞(`esset` など)が省略された接続法過去完了の節、あるいは分詞構文として機能しており、先行する約定の状況(すでに死んでいる奴隷を引き渡す約定)を表す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §45.1.69.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:45.1.69.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。