Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §45.1.11.pr

捕虜となった父親の帰還と家子の問答契約

7357 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

父親が敵の捕虜となっている間にローマ国内にいる家子が交わした問答契約について、父親が帰還した場合には、その父親のために権利を取得したとみなされることを説明する。

[PAULUS libro secundo ad Sabinum. ] §45.1.11.prFilius dum in ciuitate est si stipuletur, patri reuerso ab hostibus uidetur adquisisse.
[パウルス、サビヌス注解第2巻] 家子がローマ国内にいる間に、もし彼が問答契約を交わしたならば、敵から帰還した父親のために取得したとみなされる。

語釈・文法注

  1. §45.1.11.prpatri reuerso ab hostibus — 与格の `patri` は完了不定詞 `adquisisse`(`adquirere`)が表す取得行為の利益の帰属先(利益の与格)を示す。分詞句 `reuerso ab hostibus`(敵から帰還した)がこれに係り、父親が捕虜から無事帰還した(postliminium の適用を受ける)ことにより、家子が捕虜期間中に取得した権利がその父親に帰属することを示す。
  2. §45.1.11.pruidetur adquisisse — 主節の動詞 `uidetur` は、条件節の主語でもある `filius` を主語とする個人構文(nominativus cum infinitivo)を形成している。直訳すると「息子は[父親のために]取得したと見える(みなされる)」となる。

この箇所を引用する

ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §45.1.11.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:45.1.11.pr

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。