Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §45.1.106.pr

同名の土地の不特定約定と約束者の選択権

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要旨

同名の複数の土地から特定せずに一つを約定させた場合、その約定は不特定物に対するものとなり、履行されるまで約束者の選択意思は未定のまま保留されることを説明している。

[IDEM libro sexto epistularum. ]
[同著者、『書簡集』第2巻] 私は奴隷のダマまたはエロスを引き渡すことを約束させた。
§45.1.106.prQui ex pluribus fundis, quibus idem nomen impositum fuerat, unum fundum sine ulla nota demonstrationis stipuletur, incertum stipulatur, id est eum fundum stipulatur, quem promissor dare uoluerit.
あなたがダマを引き渡そうとしたとき、私が受け取るのを遅らせた。 ダマは死んだ。 あなたは、私に問答契約に基づく訴権があると思うか。 答えた。 マスリウス・サビヌスの意見によれば、あなたは問答契約に基づいて訴えを提起することはできないと私は考える。 なぜなら、債務を弁済することについて債務者の側に遅滞がないならば、直ちに債務者は債務から解放されると彼は正しく考えていたからである。 [同著者、『書簡集』第6巻] 同じ名前が付けられていた複数の土地の中から、特定するためのいかなる表示もなしに一つの土地を約定させる者は、不特定なものを約定させている。 すなわち、約束者が引き渡すことを望んだその土地を約定させているのである。
tamdiu autem uoluntas promissoris in pendenti est, quamdiu id quod promissum est soluatur.
しかし、約束者の意思は、約束されたものが履行されるまでの間、未定のままである。

語釈・文法注

  1. §45.1.106.princertum stipulatur — incertumは中性単数形容詞の名詞用法で、stipulatur(約定させる)の直接目的語として「不特定なもの(不特定物)」を指している。
  2. §45.1.106.prin pendenti est — 「宙に浮いている」「未定の状態にある」を意味する表現。選択の権利を持つ約束者が、実際にどの土地を引き渡す(履行する)かを決定するまで、その意図が確定しないことを表す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §45.1.106.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:45.1.106.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。