Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §43.8.7.pr

公共地の建築物に対する取壊し義務の有無

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要旨

公共の場所に無断で建てられた建築物について、事前の禁止がなければ都市の美観保護のために取り壊しを免れるが、法務官の告示に違反して建てられた場合は、法務官の権威を保つために取り壊されなければならないことを論じる。

[IDEM libro quadragensimo octauo digestorum. ] §43.8.7.prSicut is, qui nullo prohibente in loco publico aedificauerat, cogendus non est demolire, ne ruinis urbs deformetur, ita qui aduersus edictum praetoris aedificauerit, tollere aedificium debet: alioqui inane et lusorium praetoris imperium erit.
[同著者『学説彙纂』第48巻] 誰も妨げない中で公共の場所に建築した者が、廃墟によって都市の美観が損なわれないようにするためにそれを取り壊すよう強制されるべきではないのと同様に、法務官の告示に反して建築した者は、その建物を取り壊さなければならない。 さもなければ、法務官の命令権は実体なく形骸化したものになってしまうであろう。

語釈・文法注

  1. §43.8.7.prnullo prohibente — 名詞(代名詞)の奪格 nullo と現在分詞 prohibente による「絶対的奪格(奪格独立)」構文で、「誰も禁止しない状態で」「妨げる者が誰もいない中で」という付帯状況ないし譲歩を表す。
  2. §43.8.7.prdemolire — 古典期において一般的に異動動詞(形式受動態動詞)である demoliri の能動不定詞形。ここでは動形容詞(義務・当為の形容詞)cogendus の補語となる不定詞として用いられており、文脈上「(それを取り壊すことを)強制されるべきではない」という意味になる。
  3. §43.8.7.prlusorium — 形容詞 lusorius(「遊びの」「戯れの」)の中性単数主格。inane(「空虚な」「無効な」)と並置され、法務官の命令(imperium)が実効性を持たず、おもちゃや嘲笑の対象になってしまう状態を強調している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §43.8.7.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:43.8.7.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。