Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §43.26.5.pr

プレカリウムの期間内延長と期間満了後の再設定

7155 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

既存のプレカリウムの期限内に延長を求めた場合と、期限が切れた後に新たに懇請した場合の法的効果の違いを説明する。

[POMPONIUS libro uicensimo nono ad Sabinum.
[ポンポニウス、サビヌス註釈第二十九巻。
] §43.26.5.prSed si manente adhuc precario tu in ulterius tempus rogasti, prorogatur precarium: nam nec mutatur causa possessionis et non constituitur eo modo precarium, sed in longius tempus profertur.
] しかし、プレカリウムが未だ存続している間に、あなたがさらに先の期間について懇請したならば、プレカリウムは延長される。 なぜなら、占有の権原は変更されず、その方法によってプレカリウムが新たに設定されるのではなく、より長い期間へと延ばされるからである。
si uero praeterita die rogas, propius est, ut soluta iam causa precarii non redintegretur, sed noua constituatur.
しかし、期限が過ぎた後にあなたが懇請するならば、すでに消滅したプレカリウムの権原は復活するのではなく、新たなものが設定されると解するのがより妥当である。

語釈・文法注

  1. 43.26.5.prmanente adhuc precario — 現在分詞 manente と名詞 precario からなる独立奪格(絶対奪格)の構成。前節の条件関係(「プレカリウムがまだ存続している間に」)を時間的・状況的背景として示す。
  2. 43.26.5.prpropius est, ut — propius est(より近い、より妥当である)が ut + 接続法(redintegretur, constituatur)を伴い、「〜と考えるのがより事実に近い(妥当である)」という判断を示す非人称構文。
  3. 43.26.5.prpraeterita die — 「期限が過ぎた日に」「期限が過ぎた後に」を意味する奪格句。praeterita は形容詞的に機能する過去分詞。dies(日、期限)はここでは女性名詞として扱われている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §43.26.5.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:43.26.5.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。