Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §42.5.34.pr

船舶の建造や艤装のための貸付金の優先特権

6983 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

船の建造、購入、艤装などのために資金を貸し付けた者、または船の売却を請求する者の債権は、国庫に次ぐ優先順位の特権を持つことを規定する。

[MARCIANUS libro quinto regularum. ] §42.5.34.prQuod quis nauis fabricandae uel emendae uel armandae uel instruendae causa uel quoquo modo crediderit uel ob nauem uenditam petat, habet priuilegium post fiscum.
[マルキアヌス、規則集第5巻] 誰かが船の建造、購入、武装、もしくは艤装(ぎそう)のために、あるいは何らかの方法で貸し付けたもの、または船の売却を理由に請求するものは、国庫に次ぐ特権を有する。

語釈・文法注

  1. §42.5.34.prQuod ... crediderit uel ... petat — 関係代名詞 `Quod`(中性単数対格)が導く関係節で、先行詞(`id`)が省略されて主節の動詞 `habet` の主語(または節全体が名詞節として主語)になっている。`quis` は不定代名詞で関係節内の主語であり、動詞 `crediderit`(完了接続法または未来完了直説法)および `petat`(現在接続法)にかかる。
  2. §42.5.34.prnauis fabricandae uel emendae uel armandae uel instruendae causa — 名詞 `nauis`(属格単数)と、それに一致する4つの動名詞形容詞(gerundive)`fabricandae`, `emendae`, `armandae`, `instruendae` が、目的を表す `causa`(〜のために、属格支配)によって修飾されている。「船を建造し、購入し、武装し、または艤装する目的のために」の意。
  3. §42.5.34.prob nauem uenditam — 前置詞 `ob`(〜のゆえに、対格支配)に名詞と完了受動分詞の組み合わせが続く、いわゆる「アブ・ウルベ・コンディタ(市創建より)」型の名詞化構文。「売却された船のゆえに」ではなく「船を売却したことによって(売却を理由に)」と解釈される。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §42.5.34.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:42.5.34.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。