Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §42.2.2.pr

錯誤による自白の無効と法の不知の例外

6918 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

ウルピアーヌスが、錯誤に基づく自白は原則として無効であるが、法の不知による場合は例外であることを規定する。

[ULPIANUS libro quinquagensimo octauo ad edictum. ] §42.2.2.prNon fatetur qui errat, nisi ius ignorauit.
[ウルピアーヌス『告示注解』第五十八巻] 錯誤に陥っている者は自白したことにならない。 ただし、法を知らなかった場合はこの限りではない。

語釈・文法注

  1. §42.2.2.prNon fatetur qui errat — 主語 qui errat(錯誤に陥っている者)に対して、動詞 fatetur(自白する、認める)の否定形が叙述されている。意思の合致を欠く行為には自白としての法的な効力が生じないという原則を示す構文である。
  2. §42.2.2.prnisi ius ignorauit — 接続詞 nisi(〜でない限り)によって導かれる除外節。主節の qui errat における錯誤が「事実の錯誤(error facti)」を指すのに対し、本節は「法律の錯誤(error iuris)」を例外として除外している。すなわち、法律の不知による錯誤の場合は救済されず、自白としての効力が維持されることを示す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §42.2.2.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:42.2.2.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。