Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §42.1.39.pr

裁判官の欠席と全員出席下での多数決判決

6891 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

3人の裁判官のうち1人が欠席している場合は2人だけで判決を下すことはできないが、全員が出席した上での多数決による2人の判決は、全員が関与した判決として有効であることを規定している。

[CELSUS libro tertio digestorum. ] §42.1.39.prDuo ex tribus iudicibus uno absente iudicare non possunt, quippe omnes iudicare iussi sunt.
[ケルスス、学説彙纂第三巻] 3人の裁判官のうち2人は、1人が欠席している場合には判決を下すことができない。 なぜなら、全員が判決を下すよう命じられているからである。
sed si adsit et contra sentiat, statur duorum sententiae: quid enim minus uerum est omnes iudicasse?
しかし、もしその者が立ち会い、かつ反対の意見を持つならば、2人の判決が支持される。 というのも、全員が判決を下したということは、どうしてこれより少ししか真実でないことがあろうか。

語釈・文法注

  1. §42.1.39.pruno absente — 名詞と分詞による独立奪格(絶対奪格)の構造であり、「一人が欠席している場合には」という条件を表す。
  2. §42.1.39.prstatur duorum sententiae — 自動詞 sto(支持される、効力を持つ)の三人称単数受動態 statur が非人称的に用いられ、与格 duorum sententiae を支配している。「二人の判決が支持される(二人の判決に依拠して留まる)」の意。
  3. §42.1.39.prquid enim minus uerum est omnes iudicasse? — omnes iudicasse は対格不定詞句で、非人称表現 uerum est の実質的な主語。「全員が判決を下したということは、どうしてこれより少ししか真実でないことがあろうか」という反語的表現であり、少数派が反対意見を述べて出席している以上、形式的には「全員が審理に参加して判決を下した」と言えることを示す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §42.1.39.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:42.1.39.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。