Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §41.8.2.pr

遺贈の誤信による占有と時効取得の否定

6836 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

パウルスは、ある物が自分に遺贈されたと誤信して占有した場合、実際には遺贈されていないのであれば、遺贈を原因とする時効取得は成立しないと説明する。

[PAULUS libro quinquagensimo quarto ad edictum. ] §41.8.2.prSi possideam aliquam rem, quam putabam mihi legatam, cum non esset, pro legato non usucapiam:
[パウルス『告示註釈』第54巻] もし私が、自分に遺贈されたと思い込んで、実際にはそうではないのに、ある物を占有したとしても、遺贈として時効取得することはない。

語釈・文法注

  1. §41.8.2.prquam putabam mihi legatam — 関係代名詞 quam を対格主語とする対格不定詞構文であり、legatam の後に esse が省略されている。未完了過去 putabam は「思っていた(が実際は違った)」という誤信のニュアンスを含んでいる。
  2. §41.8.2.prcum non esset — 接続詞 cum は譲歩または対比(「〜でないにもかかわらず」「実際にはそうではないのに」)を表し、接続法未完了過去 esset を伴う。省略された主語は「遺贈(であること)」、あるいは「それが私に遺贈されていること(res mihi legata esse)」を指す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §41.8.2.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:41.8.2.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。