Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §40.9.20.pr

無断解放後の相続による効力治癒の否定

6542 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

主人の同意なしに他人の奴隷に自由を与えた場合、たとえのちに解放者がその主人の相続人となったとしても、相続の承認によってその自由の付与が有効になることはないことを示す。

[IDEM libro singulari de enucleatis casibus. ] §40.9.20.prSi seruo alieno libertas non consentiente domino data est, ualere ex auctoritate iuris non potest, quamuis postea manumissor domino heres extitit, nam licet eius iure cognationis qui manumisit heres extitit, non ideo aditione hereditatis libertatis datio confirmatur.
[同じ著者、『解明された事例について』単巻より] もし他人の奴隷に、主人の同意なしに自由が与えられたならば、法の規定に基づき有効となることはできない。 たとえのちに解放者が主人の相続人となったとしても。 なぜなら、たとえ解放した者が、彼(主人)の親族関係の権利によって相続人となったとしても、それだからといって、相続の承認によって自由の付与が有効とされるわけではないからである。

語釈・文法注

  1. §40.9.20.prnon consentiente domino — 現在分詞を用いた奪格絶対(現在時制、否定表現)。「主人が同意していない状態で」「主人の同意なしに」を意味する。
  2. §40.9.20.preius iure cognationis qui manumisit — 関係代名詞 qui の先行詞は、関係節に引き込まれずに前置された eius ではなく、その後に現れる文の論理的主語(qui manumisit)である。指示代名詞 eius は「亡くなった元主人」を指す属格であり、iure cognationis(親族関係の権利によって)を修飾している。「解放した者が、彼(亡くなった主人)の親族関係の権利によって相続人となったとしても」と解釈される。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §40.9.20.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:40.9.20.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。