Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §40.7.26.pr-40.7.26.1

決算の提出を条件とする解放と管理実績の有無

6497 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

遺言により決算を条件に自由が与えられる場合の相続人の要求権の範囲と、管理実績のない奴隷における条件の成就について。

[IDEM libro nono regularum. ] §40.7.26.prLibertate seruo sub condicione rationis redditae testamento data heres non solum scriptam rationem exigit, ueruin etiam quae sine scriptura ab eo administrata est.
[同著者、規則集第9巻] 遺言において、決算を提出するという条件の下で奴隷に自由が与えられた場合、相続人は、書面に記された決算だけでなく、書面なしに彼によって管理されたものについても決算を要求する。
§40.7.26.1Seruus iussus reddita ratione ad libertatem peruenire, licet nullam administrauerit rationem, nihilo minus erit liber.
決算を終えてから自由に達するようにと命じられた奴隷は、たとえいかなる管理も行っていなかったとしても、それにもかかわらず自由となるであろう。

語釈・文法注

  1. §40.7.26.prLibertate ... data — 女性名詞奪格 libertate と完了受動分詞奪格 data が一致し、奪格絶対(ablative absolute)を構成している。「自由が与えられた場合」という仮定・条件の状況を表す。
  2. §40.7.26.prrationis redditae — 動形容詞(gerundive)redditae が女性属格名詞 rationis と一致し、「決算を行うこと」という行為の完了を表す名詞句として、sub condicione(〜という条件のもとで)に係る属格補語となっている。
  3. §40.7.26.prquae sine scriptura ab eo administrata est — 関係代名詞 quae(女性単数主格)の先行詞は、前文の対格名詞 scriptam rationem。書面を残さずに行われた管理活動について、その内容を実質的な決算の対象として包摂することを示している。
  4. §40.7.26.1licet nullam administrauerit rationem — 譲歩の接続詞 licet が接続法完了 administrauerit を伴い、「たとえ彼がいかなる管理も行っていなかったとしても」という譲歩節を形成する。形容詞 nullam は rationem(女性単数対格)と性・数・格が一致している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §40.7.26.pr-40.7.26.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:40.7.26.pr-40.7.26.1

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。