Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §40.5.1.pr

信託遺贈義務者の潜匿と自由付与の効力

6410 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

信託遺贈による自由の付与義務者のうち、一部が潜匿している場合でも、現存する者と正当な事由で欠席している者のみが義務を負うものとみなして、受取人に自由が認められることを規定する。

[ULPIANUS libro quarto decimo ad edictum. ] §40.5.1.prSi quidam ex his, qui fideicommissam libertatem debeant, praesentes sint, alii ex iusta causa absint, alii latitent, perinde is cui fideicommissaria libertas relicta est liber erit, atque si soli, qui adessent et qui ex iusta causa abessent, rogati essent: pars ergo latitantis his proficit.
[ウルピアーヌス著『告示注解』第十四巻] 信託遺贈された自由を付与する義務を負う者のうち、ある者が立ち会っており、他の者が正当な事由により欠席しており、さらに他の者が潜匿している場合には、信託遺贈による自由を遺贈された者は、あたかも、立ち会っている者および正当な事由により欠席している者のみが求められていたかのように、同様に自由となる。 したがって、潜匿している者の持ち分は、これらの者の利益となる。

語釈・文法注

  1. §40.5.1.prperinde ... atque si ... rogati essent — perinde ... atque si は「あたかも〜であるかのように同様に」という仮定の比較を表す。接続法過去完了 rogati essent は、過去における事実に反する仮定(実際には潜匿者も含む全員が求められていたが、現存者と正当な欠席者だけが求められていたと仮定する)を表す反実仮想の用法である。
  2. §40.5.1.prlatitantis — 動詞 latitare(潜匿する、隠れる)の現在分詞 latitans の属格単数形であり、名詞的に用いられて pars(持ち分、義務の分担部分)にかかる。「潜匿している者の持ち分」を意味する。
  3. §40.5.1.prhis proficit — proficere(利益となる、役立つ)は与格(ここでは指示代名詞 hic の複数与格形 his)をとり、「これら(立ち会っている者、および正当な事由で欠席している者)の利益となる」という意味になる。潜匿者の負うべき義務の免除や解放の権利関係が、現存者らに有利に帰属することを指す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §40.5.1.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:40.5.1.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。