Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §40.4.30.pr

敵の捕虜となっている奴隷の遺言解放の有効性

6378 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

敵に捕らえられている奴隷を遺言によって解放する場合、遺言作成時や遺言者死亡時に彼らが敵の支配下にあっても、その解放は有効であり自由を得ることを説明している。

[ULPIANUS libro nono decimo ad edictum.
[ウルピアヌス、告示注解第19巻における。
] §40.4.30.prSi serui qui apud hostes sunt liberi esse iussi sunt, ad libertatem perueniunt, quamuis neque testamenti neque mortis tempore testantis, sed hostium fuerunt.
] 敵のもとにいる奴隷たちが自由になるよう命じられた場合、遺言の作成時にも遺言者の死亡時にも彼らは遺言者の所有ではなく、敵の所有であったとしても、彼らは自由を得る。

語釈・文法注

  1. §40.4.30.prhostium fuerunt — 動詞 `fuerunt`(`esse` の完了)に属格 `hostium`(`hostis` の複数属格)が結合し、「敵の所有であった」という所有・帰属を意味する。直前の `neque testamenti neque mortis tempore testantis` の箇所でも、主人の所有ではなかったことが前提とされ、対比されている。
  2. §40.4.30.prtempore — 「時」を表す奪格(時の奪格)であり、`testamenti`(遺言の)および `mortis`(死の)という属格によって修飾され、「遺言の時に」「死の時に」という時点を表している。
  3. §40.4.30.prquamuis ... fuerunt — 古典期ラテン語の標準文法では譲歩節を導く `quamuis` は接続法を伴うが、法学文献を含む後期のラテン語では、事実を強く表すために直説法(ここでは完了形の `fuerunt`)を伴うことがある。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §40.4.30.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:40.4.30.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。