Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §39.6.32.pr

死因贈与の効力発生と贈与者の死亡要件

6282 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

死因贈与は、実際に贈与者の死が訪れるまでは法的に完成(確定)したとはみなされないことを示す。

[ULPIANUS libro septuagensimo sexto ad edictum. ] §39.6.32.prNon uidetur perfecta donatio mortis causa facta, antequam mors insequatur.
[ウルピアヌス、告示注解第七十六巻] 死因においてなされた贈与は、死が後に続かない限り、完成したものとはみなされない。

語釈・文法注

  1. §39.6.32.prperfecta — 「完成した」「完全に効力を生じた」の意。死因贈与は、贈与者の生存中は撤回可能であり、その死によって初めて撤回不能となり「完成」するため、それ以前は未完成の状態にあることを指す。主語である `donatio` に一致する主格補語であり、省略された連結動詞 `esse`(`perfecta esse` で不定詞句)を補って読むことができる。
  2. §39.6.32.prantequam mors insequatur — 接続法現在 `insequatur` を伴う `antequam` 節。単なる時間的先行関係(直説法)ではなく、死という事実が実際に発生して条件が成就することを「待ち受ける」という期待や、一般的・仮定的な前提条件を表すために接続法が用いられている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §39.6.32.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:39.6.32.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。