Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §39.6.2.pr

ユリアヌス説による死因贈与の三分類

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要旨

ウルピアヌスはユリアヌスの説を引用し、死因贈与の3つの種類、すなわち死への予期のみによるもの、差し迫った危険を理由に直ちに移転するもの、および死亡を条件として移転するものを区別して説明する。

[ULPIANUS libro trigensimo secundo ad Sabinum. ] §39.6.2.prIulianus libro septimo decimo digestorum tres esse species mortis causa donationum ait, unam, cum quis nullo praesentis periculi metu conterritus, sed sola cogitatione mortalitatis donat.
[ウルピアヌス、サビヌス註釈第32巻] ユリアヌスは『学説彙纂』第17巻において、死因贈与には3つの種類があると述べている。 その一つは、差し迫った危険に対するいかなる恐怖にも脅かされることなく、ただ人間が死すべき運命にあることを考えることのみによって、ある人が贈与する場合である。
aliam esse speciem mortis causa donationum ait, cum quis imminente periculo commotus ita donat, ut statim fiat accipientis.
別の一つの種類の死因贈与は、ある人が差し迫った危険に動揺して、直ちに受領者の所有となるように贈与する場合である、と彼は述べている。
tertium genus esse donationis ait, si quis periculo motus non sic det, ut statim faciat accipientis, sed tunc demum, cum mors fuerit insecuta.
第三の種類の贈与は、ある人が危険に動かされて、直ちに受領者の所有にするのではなく、死がその後に続いたときに初めて(受領者の所有にする)ように与える場合である、と彼は述べている。

語釈・文法注

  1. §39.6.2.praccipientis — 動詞 `fiat`(`fieri`「〜になる」)および `faciat`(`facere`「〜にする」)とともに用いられている所有の属格。`fiat accipientis` は「受領者の(所有)となる」、`faciat accipientis` は「(贈与者が、贈与物を)受領者の(所有)とする」を意味する。
  2. §39.6.2.prsi quis periculo motus non sic det — 前の二つの種(`unam`, `aliam`)では `cum` +直説法現在(`donat`)によって客観的な事実が提示されていたのに対し、第三の種では `si` +接続法現在(`det`)が用いられ、仮定的な事例の提示へと構文が切り替わっている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §39.6.2.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:39.6.2.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。