Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §39.5.13.pr

共有奴隷を通じた贈与と贈与者の意図による所有権取得

6228 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

共有奴隷が贈与者の意図とは異なる意図で物を受け取った場合でも、贈与者の意図通りに特定の共有者に所有権が取得されること、および代理人の場合における同様の法理を説明する。

[IDEM libro septimo disputationum. ]
[同著者『討論録』第七巻] 私への贈与を望んでいた者が、私とティティウスの共有奴隷に物を引き渡した。
§39.5.13.prQui mihi donatum uolebat, seruo communi meo et Titii rem tradidit: seruus uel sic accepit quasi socio adquisiturus uel sic quasi mihi et socio: quaerebatur quid ageret.
奴隷は、あたかも共有者のために取得しようとするかの如く、あるいは、あたかも私と共有者のために受け取った。 いかなる法的効果が生じるかが問われていた。
et placet, quamuis seruus hac mente acceperit, ut socio meo uel mihi et socio adquirat, mihi tamen adquiri: nam et si procuratori meo hoc animo rem tradiderit, ut mihi adquirat, ille quasi sibi adquisiturus acceperit, nihil agit in sua persona, sed mihi adquirit.
そして、たとえ奴隷が、私の共有者のため、あるいは私と共有者のために取得するという意図で受け取ったとしても、やはり私に取得される、ということが支持されている。 なぜなら、たとえ私の代理人に対し、私に取得させるという意図で物が引き渡され、その代理人があたかも自分自身のために取得しようとするかの如く受け取ったとしても、代理人は自分自身の人格においては何の効果も生じさせず、私に取得させるからである。

語釈・文法注

  1. §39.5.13.prdonatum uolebat — donatum は動詞 donare の完了受動分詞中性単数対格の名詞的用法、あるいは rem などの省略を伴う形容詞的用法であり、uolebat とともに用いられて「贈与がなされることを望んでいた」という主観的意図を表す。
  2. §39.5.13.prplacet ... mihi tamen adquiri — 非人称動詞 placet (支持されている、決定されている)が主節を構成し、対格と不定詞(AcI)構文 mihi adquiri (私に取得されること)を支配している。その間に quamuis で始まる譲歩節が挿入されている。
  3. §39.5.13.prnihil agit in sua persona — in sua persona は「彼自身の人格(身分・地位)において」を意味する。代理人(procurator)が自分自身のために取得する意図を持っていたとしても、その意図は自身の法的領域には効果を及ぼさず(nihil agit)、本人のためにのみ効果が生じることを示す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §39.5.13.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:39.5.13.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。