Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §39.1.18.pr-39.1.18.1

共有建物への新工事通告の効力と工事名義人の責任

6116 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

共有の建物における新工事の通告の効力について、共有者全員の同意がある場合と一部が知らない場合の違いを論じ、また土地の所有権ではなく誰が工事の名義人である占有者かという点が重要であることを説明している。

[PAPINIANUS libro tertio quaestionum. ] §39.1.18.prAedibus communibus si ob opus nouum nuntiatio uni fiat, si quidem ex uoluntate omnium opus fiat, omnes nuntiatio tenebit, si uero quidam ignorent, in solidum obligabitur, qui contra edictum praetoris fecerit.
[パピニアヌス、『学問問答集』第3巻] 共有の建物について、もし新工事のために一人の者に対して通告がなされた場合、もし現に全員の同意に基づいて工事が行われているのであれば、通告は全員を拘束する。 しかし、もし一部の者がそれを知らないのであれば、法務官の告示に反して工事を行った者が全体について義務を負う。
§39.1.18.1Nec ad rem pertinet, cuius solum sit, in quo opus fiat, sed quis eius soli possessor inueniatur, modo si eius nomine opus fiat.
また、工事が行われている土地が誰の所有地であるかは問題ではなく、その土地の占有者として誰が見出されるかが問題となる。 ただし、その者の名において工事が行われている場合に限る。

語釈・文法注

  1. 39.1.18.prAedibus communibus — 独立した奪格句(状況の奪格)として「共有の建物に関して」と解釈される。あるいは、後に続く節全体における関係の与格、ないし場所を示す奪格とも解せる。いずれにしても共同の建物において工事がなされ、その共同所有者の一人に差止通告(nuntiatio)がなされる状況を限定している。
  2. 39.1.18.1modo si — 条件・制限を表す接続詞句で、「〜という条件で」「〜の場合に限り」を意味し、接続法現在 fiat を伴っている。主節の判断(誰が占有者であるかが重要であること)が成立するための制限的条件を示す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §39.1.18.pr-39.1.18.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:39.1.18.pr-39.1.18.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。