Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §38.8.7.pr

奴隷状態からの解放と以前の血族関係の不回復

6037 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

モデスティヌスは、一度奴隷となった者が解放されたとしても、以前の血族関係を回復することはないと規定する。

[MODESTINUS libro sexto regularum. ] §38.8.7.prIs, qui aliqua ratione seruus factus est, manumissione nulla ratione recipit cognationem.
[モデスティヌス、規則集第6巻] 何らかの理由で奴隷となった者は、解放によっても、いかなる手段によっても血族関係を回復することはない。

語釈・文法注

  1. §38.8.7.prrecipit — 動詞 recipit(recipio の現在3人称単数形)は、ここでは「(一度失ったものを)取り戻す、回復する」の意味で用いられている。奴隷となること(最大人格減等)によって法的に消滅した血族関係(cognatio)が、奴隷解放(manumissione)という手段を経ても決して回復されないことを示している。
  2. §38.8.7.prnulla ratione — 名詞 ratione に形容詞 nulla がかかった様態または手段の奪格。「いかなる方法によっても」「決して〜ない」という強い否定を表し、同じく手段を表す奪格名詞 manumissione(解放によって)の効果を全面的に否定している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §38.8.7.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:38.8.7.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。