Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §38.4.11.pr

扶養目的で割り当てられた解放奴隷の権利関係

5999 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

パピニアヌスは、扶養を目的として子供たちに一時的に割り当てられた解放奴隷は、パトローヌス権の移転を伴う「指定分配」とは見なされず、通常の共同の権利が維持されると回答している。

[PAPINIANUS libro quarto decimo responsorum.
[パピニアヌス『解答録』第14巻において。
] §38.4.11.prAlimentorum causa libertos filiis adtributos filiis adsignatos non uideri respondi, cum ea ratione libertis consuli patronus uoluerit, quo facilius uoluntatis emolumentum consequantur, saluo iure communi.
] 扶養のために子供たちに割り当てられた解放奴隷たちは、子供たちに正式に譲渡されたとは見なされない、と私は回答した。 なぜなら、パトローヌスはその方法によって、共有の権利を害することなく、解放奴隷たちが遺言の利益をより容易に得られるように、彼らの便宜が図られることを望んだからである。

語釈・文法注

  1. §38.4.11.pradtributos filiis adsignatos non uideri — respondi の目的語となる対格不定詞句。libertos(先行する adtributos によって修飾されている)が意味上の主語。特定の目的(扶養)のために単に「割り当てられた(adtributos)」ことと、パトローヌス権を法的に移転する「指定分配(adsignatos)」との、法的な強度の違いが意識されている。
  2. §38.4.11.prlibertis consuli — consulere は与格を支配して「〜の利益を配慮する」を意味する。ここでは受動態の不定詞 consuli として非人称的に用いられており、与格 libertis を伴い、uoluerit の目的語として機能している。
  3. §38.4.11.prquo facilius — 目的節(「〜するために」)において、節内に比較級(ここでは副詞 facilius)が含まれる場合、通常の接続詞 ut の代わりに、関係代名詞の奪格に由来する quo が用いられる。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §38.4.11.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:38.4.11.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。