Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §37.11.4.pr

遺言に用いられる紙の要件と遺産占有

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要旨

ウルピアーヌスは、遺言書に用いられる「紙」の定義に新紙だけでなく再利用紙や裏表に書かれた紙も含まれるとし、それらを用いた遺言による遺産占有請求を認めている。

[ULPIANUS libro quadragensimo secundo ad edictum. ]
[ウルピアーヌス著『告示注解』第42巻] 紙という呼称は、新しい紙にも、文字を消去した紙にも適用される。
§37.11.4.prChartae appellatio et ad nouam chartam refertur et ad deleticiam: proinde et si in opisthographo quis testatus sit, hinc peti potest bonorum possessio.
したがって、たとえ誰かが裏表に書かれた紙に遺言したとしても、これに基づいて遺産占有を請求することができる。

語釈・文法注

  1. §37.11.4.prChartae appellatio — chartae は属格で、appellatio(呼称、名称)に対する同格または定義の属格。「紙という呼称」の意。ここでの charta はパピルス紙などを指す。
  2. §37.11.4.prdeleticiam — 形容詞 deleticius(消去できる、消去された)の女性単数対格。nouam と同様に省略された chartam を修飾する。文字を洗い流すなどして再利用できるようにしたパピルス紙(パリンプセスト)を指す。
  3. §37.11.4.prin opisthographo — ギリシア語由来の形容詞 opisthographos(裏面に書かれた)の中性名詞化、または in opisthographo libro(ないし charta)の省略形。紙の裏表両面に文字が書かれた書面を指す。前置詞 in を伴って「裏表に書かれた紙において」の意。
  4. §37.11.4.prhinc — 「ここから」を意味する副詞。文脈上、告示(edictum)の当該規定(「紙」に関する文言の解釈)に基づいて、という意味で用いられている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §37.11.4.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:37.11.4.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。