Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §36.2.4.pr

死亡時を期日とする遺贈の条件性と権利移転

5645 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

相続人の死亡を期限とする遺贈は条件付きとみなされ、受遺贈者が相続人より先に死亡した場合は権利が相続人に移転しないが、受遺贈者自身の死亡を期限とする場合は相続人に権利が伝達されることを説明する。

[IDEM libro nono decimo ad Sabinum. ]
[同著者、『サビヌス註釈』第19巻] もし「相続人が死亡するときに」と遺贈されるならば、それは条件付きの遺贈である。
§36.2.4.prSi 'cum heres morietur' legetur, condicionale legatum est: denique uiuo herede defunctus legatarius ad heredem non transfert.
したがって、相続人が生存しているうちに受遺贈者が死亡した場合、[その受遺贈者は自らの]相続人へと[遺贈の権利を]移転させない。
si uero 'cum ipse legatarius morietur' legetur ei, certum est legatum ad heredem transmitti.
しかし、もし「受遺贈者自身が死亡するときに」と彼に遺贈されるならば、その遺贈は[受遺贈者の]相続人に伝達されることが確実である。

語釈・文法注

  1. 36.2.4.pruiuo herede — 名詞 herede と形容詞 uiuo からなる奪格絶対構文で、「相続人が生存しているうちに」を意味する。受遺贈者の死亡(defunctus legatarius)が、相続人がまだ生きている時点で発生したという時間的・状況的条件を示している。
  2. 36.2.4.prcertum est legatum ad heredem transmitti — 非人称表現 certum est(〜は確実である)の主語として、対格 legatum と現在受動不定詞 transmitti による対格不定詞(A.C.I.)構文が用いられている。これにより、受遺贈者の死亡時に遺贈の権利がその相続人に移転することが法的に確実であることを表す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §36.2.4.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:36.2.4.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。