Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §34.5.3.pr

曖昧な言葉遣いにおける意図と発言内容の不一致

5267 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

パウルスは曖昧な表現において、人が実際に言っているのはただ自らが意図したことのみであり、意図と異なる言葉を発した者は、意図と言葉の不一致により、言葉通りのことも意図したことも言っていないことになると論じる。

[PAULUS libro quarto decimo quaestionum. ] §34.5.3.prIn ambiguo sermone non utrumque dicimus, sed id dumtaxat quod uolumus: itaque qui aliud dicit quam uult, neque id dicit quod uox significat, quia non uult, neque id quod uult, quia id non loquitur.
[パウルス、問題集第14巻より] 曖昧な言葉遣いにおいて、我々は両方のことを言っているのではなく、ただ我々が意図していることだけを言っているのである。 したがって、自分の意図とは異なることを言う者は、それを意図していないがゆえに、言葉が意味することを言っているのでもなく、また、それを口にしていないがゆえに、自分が意図していることを言っているのでもない。

語釈・文法注

  1. §34.5.3.prIn ambiguo sermone — 「曖昧な言葉遣いにおいて」の意味。法律行為や遺言等において複数の解釈が可能な言葉が用いられた場合、話者(遺言者など)は両方の意味を同時に意図したのではなく、そのうちの一方のみを意図したとみなすべきであるという原則を示す。
  2. §34.5.3.praliud ... quam uult — 「自分が意図している(uult)のとは異なる(aliud)こと」。比較や差異を表す形容詞 aliud の後にある quam は、英語の than や other than のように比較の基準を示し、「〜とは異なる」と訳される。
  3. §34.5.3.prneque id dicit ... neque id quod uult — 相関接続詞 neque ... neque ...(〜でもなく…でもない)による平行構造。後半の neque id quod uult 節では、先行する dicit(言う)が省略されており、neque id [dicit] quod uult という構造で理解される。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §34.5.3.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:34.5.3.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。