Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §34.5.11.pr

最終生存者への所有権遺贈の有効性

5275 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

解放奴隷たちに使用収益権が遺贈され、最後に生き残った者に所有権が遺贈される場合、その遺贈は「最後に生き残る」という条件付きで全員に所有権が与えられたものとみなされ、有効であるとするユリアヌスの見解。

[IULIANUS libro trigesimo sexto digestorum. ] §34.5.11.prQuotiens libertis usus fructus legatur et ei, qui nouissimus superuixerit, proprietas, utile est legatum: existimo enim omnibus libertis proprietatem sub hac condicione 'si nouissimus superuixerit' dari.
[ユリアヌス、学説彙纂第36巻より] 解放奴隷たちに使用収益権が、そして最後に生き残った者に所有権が遺贈される場合はいつでも、その遺贈は有効である。 というのも、私は「もし最後に生き残ったなら」という条件のもとで、すべての解放奴隷たちに所有権が与えられるものと考えるからである。

語釈・文法注

  1. §34.5.11.prnouissimus — 形容詞 nouissimus(最も遅い、最後の)は、主格単数として関係代名詞 qui の述語的修飾(副詞的用法)になっており、「最後に」と訳される。
  2. §34.5.11.promnibus libertis proprietatem... dari — 動詞 existimo に導かれる対格不定詞(A.C.I.)構文。ユリアヌスは、遺贈が「最後に生き残った特定の一人」に対して直接なされたのではなく、「すべての解放奴隷」に対して「最後に生き残る」というサスペンシブな条件付きでなされたと再構成することで、遺贈全体の有効性(utile)を救い出している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §34.5.11.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:34.5.11.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。