Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §34.2.36.pr

金の杯の遺贈と飲用器からの受遺者の選択

5196 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

遺言者が最愛のセイアに任意の金の杯(poculum)を遺贈したが、相続財産に柄杓や浅皿などしか残されていない場合について、それらも飲用の器であるため彼女はそれらから選択できると判断される。

[SCAEUOLA libro tertio responsorum. ] §34.2.36.pr'Seiae dulcissimae poculum aureum quod elegerit fidei heredum committo ut darent'.
[スカエウォラ、回答録第三巻] 「最愛のセイアに、彼女が選ぶであろう金の杯を、相続人たちが与えるように、私は相続人たちの信託に委ねる。
quaero, cum in hereditate non sint nisi truellae scyphi modioli phialae, an Seia de his speciebus eligere possit.
」相続財産の中に柄杓、ゴブレット、小升型カップ、浅皿しかない場合に、セイアがこれらの種類の中から選ぶことができるかどうかを私は問う。
respondit, cum omnia potui parata pocula dicuntur, posse eam ex his eligere.
これらすべては飲用のために用意された器と言われるのであるから、彼女はこれらの中から選ぶことができる、と回答した。

語釈・文法注

  1. §34.2.36.prut darent — 動詞 `committo`(現在形)に対して、`ut` 節内の接続法が未完了過去(`darent`)になっている。これは歴史的現在としての `committo`(遺言書の文言を引用しているため、遺言作成時の過去の視点を引き継いでいる)に基づく時制の一致(consecutio temporum)である。
  2. §34.2.36.prpotui — 第4変化名詞 `potus, -us`(飲むこと)の与格形。ここでは目的(「飲用のために」)を示す与格として用いられ、`parata`(用意された)を修飾している。
  3. §34.2.36.prcum ... dicuntur — 原因を表す接続詞 `cum`(〜なので)が、古典期の標準的な接続法ではなく、直説法(`dicuntur`)を伴っている。これは事実としての客観的な理由を強調する表現、あるいは後期の語法を反映している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §34.2.36.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:34.2.36.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。