Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §34.2.21.pr-34.2.21.2

飲食用銀器の範囲と香油の遺贈

5181 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

飲料用銀器に濾し器等が含まれるかという問題や、遺贈された香油の範囲、また手洗い器が食事用銀器に属するという判断について論じている。

[POMPONIUS libro sexto ad Sabinum. ] §34.2.21.prIn argento potorio utrum id dumtaxat sit, in quo bibi possit, an etiam id, quod ad praeparationem bibendi comparatum est, ueluti colum niuarium et urceoli, dubitari potest.
[ポンポニウス、『サビヌス註釈』第6巻] 飲料用銀器において、その中で飲むことができるものだけを指すのか、それとも、例えば雪濾し器や小水差しのように、飲むための準備のために用意されたものも指すのかについては、疑問が生じうる。
sed propius est, ut haec quoque insint.
しかし、これらもまた含まれるとする方がより妥当である。
§34.2.21.1Unguentis legatis non tantum ea legata uidentur, quibus unguimur uoluptatis causa, sed et ualetudinis, qualia sunt commagena glaucina crina rosa muracolum nardum purum: hoc quidem etiam quo elegantiores sint et mundiores, unguuntur feminae.
香油が遺贈された場合、私たちが快楽のために身に塗るものだけが遺贈されたとみなされるのではなく、健康のために塗るものもそうみなされる。 例えば、コマゲネ香油、グラウキウム香油、百合香油、薔薇香油、ミュラコルム、純粋なナルド香油などである。 実際、これらは女性たちがより上品で清潔になるためにも塗るものである。
§34.2.21.2Sed de aquiminario Cassius ait consultum se respondisse, cum alteri argentum potorium, alteri escarium legatum esset, escario cedere.
しかし、手洗い器についてカッシウスは、一方に飲料用銀器が、他方に食事用銀器が遺贈された場合、それは食事用銀器に属すると諮問に回答した、と述べている。

語釈・文法注

  1. 34.2.21.prpropius est — propius は形容詞 propior(より近い)の中性単数主格で、非人称的に用いられて propius est(〜の方が[真実や妥当性に]より近い)という表現をなす。接続法を導く ut 節(haec quoque insint)がその実質的な主語となる。
  2. 34.2.21.1quo elegantiores — 比較級(elegantiores および mundiores)を伴う目的節において、接続詞 ut の代わりに quo(関係代名詞の奪格に由来)が用いられている構造。quo ... sint で「〜がより上品で清潔であるように」という目的を表す。
  3. 34.2.21.2consultum se respondisse — 動詞 ait(〜と言う)に続く対格不定詞構文(間接話法)。se は主節の主語(カッシウス)を指す再帰代名詞対格で、不定詞 respondisse の意味上の主語。consultum は consulo(相談する、諮問する)の完了受動分詞対格男性単数で、se に一致し、「諮問された彼が」という意味になる。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §34.2.21.pr-34.2.21.2. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:34.2.21.pr-34.2.21.2

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。