Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §33.7.29.pr

船の備品売買における小舟の該否

5089 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

ラベオは船の備品付き売買において小舟も引き渡されるべきだとするが、パウルスは備品が本質的に別種のものであるべきだという原則に基づき、小舟は船と同種で規模が異なるだけであるため備品ではないとしてこれに反対する。

[LABEO libro primo πιθανών. ] §33.7.29.prSi nauem cum instrumento emisti, praestari tibi debet scapha nauis.
[ラベオ、『説得的意見』第1巻] もしあなたが船を備品とともに購入したならば、船の小舟もあなたに引き渡されるべきである。
PAULUS: immo contra.
パウルス:いや、その逆である。
etenim scapha nauis non est instrumentum nauis: etenim mediocritate, non genere ab ea differt, instrumentum autem cuiusque rei necesse est alterius generis esse atque ea quaequae sit: quod Pomponio libro septimo epistularum placuit.
なぜなら、船の小舟は船の備品ではないからである。 というのも、小舟は船と規模において異なるのであって、種類において異なるのではないからであり、他方、いかなる物の備品であっても、それが何であれ、その物自体とは異なる種類のものであることが必要だからである。 このことはポンポニウスも『書簡集』第7巻で支持している。

語釈・文法注

  1. §33.7.29.prmediocritate — 「中庸、適度」を原義とする mediocritas が、ここでは「船に対する小舟」のように同一種における「規模の大小・サイズの違い」を意味する。differt に係る制限の奪格である。
  2. §33.7.29.pralterius generis — 記述の属格であり、necesse est の主語である不定詞句(esse)の述語として機能している。接続詞 atque は alterius とともに用いて比較(「〜とは異なる種類」)を表す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §33.7.29.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:33.7.29.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。