Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §33.7.2.pr-33.7.2.1

先取り遺贈の持分と土地の設備提供の要件

5059 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

パピニアヌスは、共同相続人のうち二人に与えられた先取り遺贈の帰属割合について説明し、続いて土地の設備(持参金)は土地自体が設備付きで遺贈されない限り受託者に提供されないことを述べる。

[PAPINIANUS libro septimo responsorum. ] §33.7.2.prCum pater pluribus filiis heredibus scriptis duobus praeceptionem bonorum auiae praeter partes hereditarias dedisset, pro partibus coheredum uiriles habituros legatarios placuit.
[パピニアヌス著『答弁録』第7巻から] 父親が、相続人として指定された複数の息子たちのうちの二人に対し、その相続分とは別に祖母の財産の先取り遺贈を与えていた場合、遺贈の受託者たちは、共同相続人たちの相続分に応じて等しい割合で[その財産を]持つことになる、とするのが通説であった。
§33.7.2.1Dotes praediorum, quae Graeco uocabulo ἐνθήκαι appellantur, cum non instructa legantur, legatario non praestantur.
土地の設備(dotes praediorum)――これはギリシア語でエンテーカイ(ἐνθῆκαι)と呼ばれるが――は、土地が整備されたもの(instructa)として遺贈されていない場合には、遺言受託者に引き渡されない。

語釈・文法注

  1. §33.7.2.pruiriles — uiriles は partes が省略された形であり、「等しい割合」「人頭割りの等分」を意味する。対格不定詞句の主動詞的役割を果たす habituros [esse] にかかる目的語として機能している。
  2. §33.7.2.1instructa — 中性複数主格の形容詞。先行する praediorum(中性名詞 praedium「土地」の複数属格)から導かれる praedia「土地」を、接続法受動態 3人称複数動詞 legantur の主語とし、その主格補語(述語的形容詞)として機能している。したがって「土地が整備された状態(instructa)で遺贈されない限り」と解釈される。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §33.7.2.pr-33.7.2.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:33.7.2.pr-33.7.2.1

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。