Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §33.3.1.pr

上下に隣接する建物の個別遺贈と支持地役権の成否

4996 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

隣接する2つの店舗が個別に遺贈された場合において、上の店舗を支える地役権が下の店舗に当然に発生するかという問題と、それが認められるための条件に関する議論。

[IULIANUS libro primo ex Minicio.
[ミニキウス註釈第1巻より、ユリアヌス。
] §33.3.1.prQui duas tabernas coniunctas habebat, eas singulas duobus legauit: quaesitum est, si quid ex superiore taberna in inferiorem inaedificatum esset, num inferior oneri ferundo in superioris tabernae loco contineretur.
] 隣り合う2つの店舗を所有していた者が、それらそれぞれを2人の者に別々に遺贈した。 上の店舗から下の店舗へと何か建築物が建て込まれていた場合、下の店舗が上の店舗の場所のために荷重を支持する義務に拘束されるかどうかが問われた。
respondit seruitutem impositam uideri.
彼は、地役権が設定されているとみなされる、と回答した。
IULIANUs notat: uideamus, ne hoc ita uerum sit, si aut nominatim haec seruitus imposita est aut ita legatum datum est: 'tabernam meam uti nunc est do lego'.
ユリアヌスは次のように注記する。 これがその通り正しいと言えるのは、この地役権が明示的に設定されたか、あるいは遺贈が次のように与えられた場合のみではないか、と考えてみよう。 「私の店舗を現状のまま、私は与え、遺贈する」。

語釈・文法注

  1. 33.3.1.proneri ferundo — 目的を示す動名詞(形容詞)の与格。ローマ法における「荷重を支える地役権」(servitus oneris ferendi)に由来する表現で、ここでは下の店舗が上の店舗の荷重を支える義務を負うかどうかを指している。
  2. 33.3.1.pruideamus, ne — 接続法現在・勧誘の `uideamus` に、懸念や仮定的な疑念を導く `ne` が続く構文。「〜ではないかと考えよう」「〜という場合に限るのではないか」という限定・懸念を伴う疑念を表す。
  3. 33.3.1.prcontineretur — 間接疑問節(numで導入される)における接続法未完了過去。動詞 `continere` の受動態で、ここでは「義務を負わされる」「(法的に)縛られる」という意味。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §33.3.1.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:33.3.1.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。