Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §30.1.98.pr

復帰権に基づく捕虜となった奴隷の遺贈

4694 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

敵に捕らえられた奴隷の遺贈について、復帰権(ポストリミニウム)に基づき、敵の支配下にある奴隷の相続人指定と同様に有効とされることを説明する。

[IDEM libro quinquagesimo secundo digestorum.
[同じ著者、『学説彙纂』第52巻より。
] §30.1.98.prSeruus ab hostibus captus recte legatur: hoc enim iure postliminii fit, ut, quemadmodum heredem instituere possumus seruum qui in hostium potestate est, ita legare quoque eum possemus.
] 敵に捕らえられた奴隷は有効に遺贈される。 なぜなら、これは復帰権によって、敵の支配下にある奴隷を相続人に指定することができるのと同様に、彼を遺贈することもできるように生じるからである。

語釈・文法注

  1. §30.1.98.prpossemus — 主節の動詞 fit が現在形であるため、ut 節内の動詞としては現在接続法 possimus が文法上期待されるが、伝承されたテキストでは未完了過去接続法 possemus となっている。これは quemadmodum 節内の直説法現在 possumus との対比において、遺贈の可能性をより仮定的・潜在的なものとして表現しているか、あるいは復帰権の法制度が画定された過去の時点を意識した時制のずれ(consecutio temporum の不規則性)として解釈できる。

この箇所を引用する

ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §30.1.98.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:30.1.98.pr

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。