Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §30.1.83.pr

異なる遺言者による同一奴隷の持分遺贈

4679 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

二人の異なる遺言者が同一の奴隷の一部(共有持分)をそれぞれ遺贈した場合、受遺者は両方の遺言に基づいてそれら双方を獲得できることを説明する。

[MARCELLUS libro tertio decimo digestorum. ]
[マルケルス著『学説彙纂』第13巻より] ティティウスがスティクスの一部の権利をあなたに遺贈した。
§30.1.83.prTitius Stichi partem tibi legauit: eiusdem Stichi partem Seius tibi legauit: ex utriusque testamento consequeris.
同じスティクスの一部の権利をセイウスがあなたに遺贈した。 あなたは両者の遺言から獲得することになる。

語釈・文法注

  1. 30.1.83.prex utriusque testamento — utriusqueは代名詞的形容詞uterque(どちらも、双方)の属格単数形。ここではティティウスとセイウスの「両者それぞれの」遺言から、という意味になり、単一の遺言に双方が署名したような共同遺言ではなく、個別の二つの遺言からそれぞれ一部(持分)を取得できることを指している。
  2. 30.1.83.prconsequeris — 異態動詞consequor(手に入れる、獲得する)の二人称単数現在(consequeris)または未来(consequēris)。法的な効果として「獲得することになる」という確実な未来の事象、あるいは「獲得する(権利がある)」という現在の状態を表す。いずれの解釈でも大意に影響はないが、遺言の効力発生後の帰結として未来時制的に訳出するのが自然である。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §30.1.83.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:30.1.83.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。