Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §30.1.80.pr

遺産超過の遺贈に対する比例削減とファルキディア法

4676 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

遺産総額を超える遺贈がなされた場合、マスリウス・サビヌスは各遺贈を遺産総額に対して比例縮小した上で、さらにファルキディア法による制限を適用すべきであると主張する。

[Apud IULIANUM libro trigesimo secundo digestorum MARCELLUS notat. ] §30.1.80.prIs, qui sola triginta reliquerat, Titio triginta legauit, Seio uiginti, Maeuio decem.
[ユリアヌス著『学説彙纂』第32巻へのマケッルスの注記] わずか30しか残さなかったある人が、ティティウスに30を、セイウスに20を、マエウィウスに10を遺贈した。
Massurius Sabinus probat Titium quindecim, Seium decem, Maeuium quinque consecuturos, ita tamen, ut ex his pro rata portionis Falcidiae satisfiat.
マスリウス・サビヌスは、ティティウスが15を、セイウスが10を、マエウィウスが5を手にすることになる、ただし、これらの額からファルキディア法の取り分の割合に応じて満たされるという条件においてである、と承認している。

語釈・文法注

  1. 30.1.80.prsola triginta — triginta(30)は数詞の名詞的用法で、sola(わずか、〜だけ)は中性複数対格としてこれに一致し、動詞 reliquerat(残した)の直接目的語となっている。貨幣単位などの名詞が省略されている。
  2. 30.1.80.prconsecuturos — consecuturos esse(未来能動不定詞)の esse が省略されたもので、probat(承認する、主張する)の目的語となる対格不定詞句を形成する。その意味上の主語は、直前の Titium, Seium, Maeuium である。
  3. 30.1.80.prita tamen, ut ex his pro rata portionis Falcidiae satisfiat — ita... ut は制限・条件(〜という条件で、ただし〜として)を表す接続法節を導く。satisfiat は非人称受動(満たされる、相殺される)。これは、比例配分された後の各受遺者の取り分(ex his)から、さらにファルキディア法(遺産の1/4を相続人に留保)に基づく減額が行われることを意味する。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §30.1.80.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:30.1.80.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。