Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §30.1.63.pr

女奴隷死亡時におけるその将来の子の遺贈効力

4659 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

女奴隷とその将来の子が遺贈された場合、女奴隷が死亡したときにその子が給付されるべきかという論点について、セルウィウスの否定説をケルススが論駁し、故人の意思に反すると主張している。

[CELSUS libro septimo decimo digestorum. ] §30.1.63.prSi ancillas omnes et quod ex his natum erit testator legauerit, una mortua Seruius partum eius negat deberi, quia accessionis loco legatus sit: quod falsum puto et nec uerbis nec uoluntati defuncti accommodata haec sententia est.
[ケルスス『学説集』第17巻] もし遺言者がすべての女奴隷、および彼女たちから生まれるであろうものを遺贈し、そのうちの一人が死亡した場合、セルウィウスは、その子が給付されるべきであることを否定する。 なぜなら、その子は従属物として遺贈されたからである、という。 しかし、私はこれを誤りであると考える。 そしてこの見解は、故人の言葉にも意思にも適合していない。

語釈・文法注

  1. 30.1.63.pruna mortua — una(女性・単数・奪格)は前出の ancillas(女奴隷たち)のうちの「(女奴隷の)一人」を指し、分詞 mortua とともに独立奪格(古典期以降の状況設定の条件)を構成している。
  2. 30.1.63.prlegatus sit — 原因節 quia(〜だから)において接続法が使われているのは、筆者ケルスス自身の見解としてではなく、「セルウィウスが提示した主観的・言及的な理由(〜という理由で、と彼が否定する)」であることを示すためである。
  3. 30.1.63.prquod falsum puto — 関係代名詞 quod(中性・単数・対格)は、セルウィウスが主張した見解(前文全体)を先行詞とし、文と文を繋ぐ接続関係(relative connection)として機能している。

この箇所を引用する

ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §30.1.63.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:30.1.63.pr

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。