Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §30.1.46.pr

奴隷引渡しの遺贈ルールと契約債務への準用

4642 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

遺贈の履行義務に関する特定の奴隷と一般的な奴隷との区別のルールは、問答契約などにおける引渡債務の履行にも同様に適用されることを示す。

[IDEM libro nono epistularum. ] §30.1.46.prQuae de legato dicta sunt, eadem transferre licebit ad eum, qui uel Stichum uel hominem dari promiserit.
[同著者、『書簡集』第9巻]遺贈に関して述べられた事柄は、スティクス[という特定の奴隷]または[一般的に]奴隷を引き渡すことを約束した者に対しても、そのまま適用することが許されるであろう。

語釈・文法注

  1. 30.1.46.prStichum uel hominem — 「スティクス」(Stichus)はローマ法学の設問において「特定の奴隷(特定物、species)」の代表例として用いられる固有名詞であり、これに対して「ホモ」(homo、人間・奴隷)は「不特定の奴隷(属物、genus)」を意味する。この対比は、直前の第45断片第1節および第2節における「属的な遺贈(generaliter)」と「特定物の遺贈(certus homo)」の区別に対応しており、遺贈に関するルールが契約上の引渡債務の履行にも類推適用されることを示している。
  2. 30.1.46.prtransferre licebit ad — 非人称述語 `licebit`(「許されるであろう」)が不定詞 `transferre`(「移す、適用する」)を従え、その目的語として中性複数代名詞 `eadem`(「それらと同じ事柄を」)をとる。`eadem` は文頭の関係節 `Quae de legato dicta sunt`(「遺贈について述べられた事柄」)を先行詞とする。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §30.1.46.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:30.1.46.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。