Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §30.1.13.pr

不特定奴隷の遺贈と奴隷への引渡しによる免責

4609 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

不特定の奴隷が遺贈された場合において、相続人が受取人の所有する奴隷に特定の奴隷を引き渡した際の、受取人(主人)の意向または追認による相続人の免責の有効性について論じている。

[IDEM libro quarto ad Sabinum. ] §30.1.13.prCum incertus homo legatus tibi esset, heres Stichum seruo tuo tradidit.
[同じく『サビヌス註釈』第四巻] 不特定の奴隷があなたに遺贈されたとき、相続人はあなたの奴隷にスティクスを引き渡した。
Neratius respondit, si uoluntate domini tradidit uel ratum hoc dominus habuerit, perinde eum liberatum, atque si Stichus legatus esset.
ネラティウスは、もし相続人が主人の意向によって引き渡したか、あるいは主人がこれを追認したならば、あたかもスティクスが遺贈されていたかのように、相続人は同様に免責されると回答した。

語釈・文法注

  1. 30.1.13.princertus homo — 「不特定の奴隷」を指し、具体的な個人の指定がない種類物遺贈(legatum generis)の対象であることを示す。
  2. 30.1.13.preum liberatum — 間接話法における対格不定詞句(esse が省略されている)であり、対格の主語 eum は主節の heres(相続人)を指す。liberatum は債務からの解放(免責)を意味する。
  3. 30.1.13.prperinde ... atque si — 「あたかも〜であるのと全く同様に」という仮定の比較文を構成し、atque si に導かれる節内は反実仮想を表す接続法過去(esset)をとる。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §30.1.13.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:30.1.13.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。