Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §29.2.91.pr

名義人を通じた遺産買受と相続放棄の無効

4494 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

相続を放棄したはずの相続人が、ダミーの買い手を通じて父親の遺産を買い戻したことが証明された場合、遺産に直接介入したものとみなされ、債権者から責任を追及されるべきであるとするパウルスの答弁。

[IDEM libro quinto decimo responsorum. ]
[同人、答弁録第十五巻より] (パウルスは)答えた。
§29.2.91.prRespondit, si is qui bonis paternis se abstinuit per suppositam personam emptoris bona patris mercatus probatur, perinde eum conueniri oportere a creditoribus atque si bonis paternis se inmiscuisset.
もし、父親の遺産から身を引いた(放棄した)者が、買い手として立てた身代わり(代理人)を通じて父親の財産を買い取ったことが証明されるならば、あたかも彼が父親の遺産に介入したのと全く同様に、債権者たちから提訴されるべきである、と。

語釈・文法注

  1. §29.2.91.prmercatus probatur — 受動態動詞 `probatur`(〜であると証明される)に、デポネント動詞 `mercor` の完了分詞 `mercatus`(主格)が伴う個人的構文(主格補語としての用法、または `esse` が省略された完了不定詞)。「彼が〜を買い取ったことが証明される」と訳す。
  2. §29.2.91.prperinde ... atque si ... se inmiscuisset — 相反する二つの法的状態(相続放棄 `se abstinere` と遺産干渉 `se immiscere`)を比較する表現。`perinde ... atque si`(ちょうど〜であるのと同様に)は、形式的には放棄した者がダミーを使用することで、実質的に干渉したのと同等の法的責任を負うべきであることを示す。`se inmiscuisset` は過去の事実に反する仮定を表す接続法過去完了である。

この箇所を引用する

ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §29.2.91.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:29.2.91.pr

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。