Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §29.1.35.pr

未完成の軍人遺言の効力と作成意思

4394 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

軍人の遺言は形式に縛られず意思のみで成立するため、未完成の書面であっても完成した遺言と同等の効力を持ち、複数日にわたり分割して書かれたものも遺言作成とみなされることを規定する。

[IDEM libro nono decimo quaestionum.
[同著者、問答集第十九巻。
] §29.1.35.prMiles si testamentum inperfectum relinquat, scriptura quae profertur perfecti testamenti potestatem optinet: nam militis testamentum sola perficitur uoluntate: quique plura per dies uarios scribit, saepe facere testamentum uidetur.
] 軍人が未完成の遺言を残した場合、提示される書面は完成した遺言の効力を持つ。 なぜなら、軍人の遺言は、ただ意思のみによって完成するからである。 そして、様々な日にわたって複数の書面を書く者は、しばしば遺言を作成しているとみなされる。

語釈・文法注

  1. §29.1.35.prperfecti testamenti — 名詞 potestas(効力、権能)にかかる属格(性質の属格、あるいは定義の属格)であり、「完成した遺言が持つ効力」あるいは「完成した遺言としての効力」を意味する。
  2. §29.1.35.prsola ... uoluntate — 手段・原因の奪格。厳格な市民法の要件(書面や証人の立ち会いなど)を必要とせず、遺言者の内面的な「意思(意図)」のみによって法律効果が生じるという軍人遺言の特権的な性質を説明している。
  3. §29.1.35.prquique — 接続詞 -que(そして)と、先行詞(is など)を含んだ関係代名詞 qui の結合形。「そして、〜する者は誰でも」の意味で、主節の動詞 uidetur の主語となる名詞節を形成する。plura(中性複数対格、より多くのもの・複数の書面)を目的語とする。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §29.1.35.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:29.1.35.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。