Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §28.5.62.pr

持参金で満足させることを理由とする娘の廃除

4241 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

娘を廃除(相続排除)したい遺言者が、持参金に満足させることを理由として記載した場合に、その廃除が有効であるかという問いに対し、モデスティヌスが遺言者の意思通りに有効であると回答する。

[MODESTINUS libro octauo responsorum.
[モデスティヌス、答弁集第八巻。
] §28.5.62.prQui uolebat filiam exheredare, sic testamento comprehendit: 'te autem, filia, ideo exheredaui, quoniam contentam te esse dote uolui': quaero an efficaciter exheredata sit.
] 娘を廃除することを望んでいたある者が、遺言において次のように書き表した。 『だが、娘よ、私があなたを廃除したのは、あなたが持参金で満足することを私が望んだからである。 』私は、彼女が有効に廃除されたと言えるかどうかを問う。
Modestinus respondit nihil proponi, cur non esset uoluntate testatoris exheredata.
モデスティヌスは、遺言者の意思によって彼女が廃除されたのではないとする理由は何も提示されていない、と答えた。

語釈・文法注

  1. 28.5.62.prcontentam te esse dote uolui — uolui(望んだ)の目的語となる対格と不定詞の構文であり、teがその主語、contentam esseが不定詞。dote(持参金に)は形容詞contentam(満足している、甘んじている)が支配する奪格である。
  2. 28.5.62.prnihil proponi, cur non esset uoluntate testatoris exheredata — nihilを主語とする不定詞句(proponiは現在受動不定詞)で、responditの目的語(間接話法)。cur以下の接続法節はnihilを修飾し、主節の過去時制(respondit)に引かれて時制の一致により接続法未完了過去(esset exheredata)になっている。全体として「遺言者の意図通りに廃除されていないとする理由は提示されていない(=有効に廃除されている)」ことを意味する。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §28.5.62.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:28.5.62.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。