Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §28.4.4.pr

複数書板による遺言書の一部破棄と効力

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要旨

パピニアヌスは、同じ内容の複数書板で作成された遺言書について、一部が破棄されても残りで有効性が証明されれば遺言は無効にならないとするが、パウルスは、無遺言にする目的での破棄が証明された場合は無効になると付け加える。

[PAPINIANUS libro sexto responsorum. ] §28.4.4.prPluribus tabulis eodem exemplo scriptis unius testamenti uoluntatem eodem tempore dominus sollemniter compleuit.
[パピニアヌス、答弁録第6巻] 同じ内容で書かれた複数の書板によって、遺言者は同時に一つの遺言の意思を要式に従って完成させた。
si quasdam tabulas in publico depositas abstulit atque deleuit, quae iure gesta sunt, praesertim cum ex ceteris tabulis quas non abstulit res gesta declaretur, non constituentur irrita.
もし彼が、公の場所に保管されていたいくつかの書板を取り去り、かつ破棄したとしても、法に従ってなされた事柄は、とりわけ、彼が取り去らなかった残りの書板からそのなされた事柄が明らかにされるのであるから、無効とされることはない。
PAULUS notat: sed si, ut intestatus moreretur, incidit tabulas et hoc adprobauerint hi qui ab intestato uenire desiderant, scriptis auocabitur hereditas.
パウルスが注記する。 しかし、もし彼が無遺言で死ぬために書板を切り裂いたのであり、そして無遺言相続人として相続することを望む者たちがこのことを証明したならば、遺産は書面で指定された者たちから奪われるであろう。

語釈・文法注

  1. §28.4.4.prquae iure gesta sunt — 先行詞(ea)が省略された関係節であり、主節の動詞 non constituentur の主語(中性複数)として機能している。文脈上、遺言書に法的に記載され完成された遺言内容を指す。
  2. §28.4.4.prscriptis — 形容詞の substantive 的用法であり、scriptis heredibus(書面で指定された相続人たち)の省略。動詞 auocabitur(〜から奪われる)とともに用いられた分離の奪格、あるいは与格である。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §28.4.4.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:28.4.4.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。