Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §28.3.5.pr

条件付相続や予備相続における死後出生子による破棄

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要旨

条件付きで相続人が指定されている場合や、予備相続人が指定されている場合の死後出生子による遺言順位の破棄について、ユリアヌスの説を交えて論じている。

[IDEM libro tertio ad Sabinum. ] §28.3.5.prNam et si sub condicione sit heres institutus quis, a quo postumus non est exheredatus, tamen pendente condicione rumpitur gradus, ut et Iulianus scripsit: sed et si sit ei substitutus quis, etiam deficiente condicione primi gradus non admittetur substitutus, a quo scilicet postumus exheredatus non est.
[同人『サビヌス註釈』第3巻]\n\nなぜなら、たとえ誰かが条件付きで相続人に指定されており、彼によって死後出生子が廃除されていないとしても、条件の保留中にその順位は破棄されるからである。 これはユリアヌスも書いている通りである。 しかしまた、たとえその者に対して誰かが予備相続人に指定されていたとしても、第1順位の条件が成就しなかった場合であっても、予備相続人は認められない。 もちろん、彼によって死後出生子が廃除されていない場合にである。
puto igitur existente quidem condicione primi gradus postumo potius locum fore: post defectum autem condicionis natus postumus gradum non rumpit, quia nullus est.
したがって、私は次のように考える。 すなわち、第1順位の条件が実際に成就した場合には、むしろ死後出生子に地位が生じることになるが、条件の不成就の後に生まれた死後出生子は順位を破棄しない。 なぜなら、(破棄すべき順位が)存在しないからである。
rumpendo autem testamentum sibi locum facere postumus solet, quamuis filius sequentem gradum, a quo exheredatus est, patiatur ualere.
ところで、死後出生子は遺言を破棄することによって自分自身の地位を作ることが常である。 たとえ息子が、自分が廃除されている後続の順位が有効であることを容認するとしてもである。
sed si a primo gradu praeteritus, a secundo exheredatus sit, si eo tempore nascatur postumus, quo aliquis ex institutis uixit, totum testamentum ruptum est: nam tollendo primum gradum, sibi locum faciet.
しかし、もし第1順位からは黙過され、第2順位からは廃除されている場合において、指定相続人のうちの誰かが生存していたその時に死後出生子が生まれるなら、遺言全体が破棄される。 なぜなら、第1順位を無効にすることによって、彼は自分自身の地位を作ることになるからである。

語釈・文法注

  1. 28.3.5.pra quo — 関係代名詞 quo の先行詞は不定代名詞 quis(ここでは heres institutus「指定相続人」)である。前置詞 a は受動態動詞 exheredatus est に伴い、動作主(「彼によって」)を表す。
  2. 28.3.5.prnullus est — 「存在しない」を意味するが、先行する名詞 gradus(順位)が省略されており、実質的に nullus gradus est(いかなる順位も存在しない)と解される。条件の不成就により、第1順位自体が消滅している状態を指す。
  3. 28.3.5.prrumpendo ... testamentum — 奪格のゲルンディウム(動名詞) rumpendo が直接目的語 testamentum を伴い、「遺言を破棄することによって」という手段・方法を表している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §28.3.5.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:28.3.5.pr

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。