Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §28.3.20.pr

心神喪失時の遺言書破損と相続承認の有効性

4175 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

ルキウス・ティティウスが健全な時に作成した遺言書を、後に病気で心神喪失となった際に自ら破損した場合に、指定された相続人が相続を承認できるかを問い、可能であるとの回答が示される。

[SCAEUOLA libro tertio decimo digestorum. ]
[スカエウォラ、学説彙纂第13巻] ルキウス・ティティウスは、健全な精神と健康状態のもとで、しかるべき方法で遺言書を作成した。
§28.3.20.prLucius Titius integra mente et ualetudine testamentum fecit uti oportet, postea cum in ualetudinem aduersam incidisset, mente captus tabulas easdem incidit: quaero, an heredes his tabulis instituti adire possint hereditatem.
その後、彼が病に倒れたとき、心神喪失の状態でその同じ遺言書板を切り裂いた。 そこで私は、この書板によって指定された相続人たちが相続財産を承認できるかどうかを尋ねる。
respondit secundum ea quae proponerentur non ideo minus adiri posse.
(スカエウォラは)提示された事実に従えば、それによって(承認することが)よりできなくなるわけではない、と回答した。

語釈・文法注

  1. 28.3.20.prmente captus — mente(精神において、奪格)と capio(奪う)の完了分詞 captus からなる結合で、「心を奪われた」「精神を失った(心神喪失の)」状態を表す慣用表現。ここでは、遺言書を破損した時点での遺言者の精神状態を記述している。
  2. 28.3.20.prnon ideo minus adiri posse — respondit に続く対格不定詞句。adiri は adeo の受動不定詞現在で、前文の hereditatem(相続財産)を主語とする、あるいは非人称的に「(相続の承認が)なされること」を意味する。non ideo minus は「それだからといって、より少なく〜というわけではない」という強い二重否定を含み、心神喪失下での遺言書の物理的破損が遺言の法的効力(および相続人による承認の可能性)を妨げないことを示す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §28.3.20.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:28.3.20.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。