Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §28.3.11.pr

内容の記されていない後続遺言と先行遺言の効力

4166 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

ウルピアヌスは、前後して作成された二つの遺言書板のうち、後に作成されたものが開封時に空であった場合、後続する有効な遺言が存在しないため、前の遺言は破棄されないと説明する。

[ULPIANUS libro quadragesimo sexto ad edictum. ] §28.3.11.prSi binae tabulae proferantur diuersis temporibus factae, unae prius, aliae postea, utraeque tamen septem testium signis signatae, et apertae posteriores uacuae inuentae sint, id est nihil scriptum habentes omnino, superius testamentum non est ruptum, quia sequens nullum est.
[ウルピアヌス、告示注解第46巻] もし、異なる時期に作成された二つの遺言状の書板が提示され、一方は先に、他方は後に作成されたものでありながら、どちらも7人の証人の印章によって封印されており、そして開封された後者の書板が空である、すなわち、全く何も書かれていないことが判明したならば、前の遺言は破棄されない。 なぜなら、後続する遺言は存在しないからである。

語釈・文法注

  1. §28.3.11.prbinae tabulae — tabulae(遺言用の書板)は複数形のみで一つの遺言状を表す名詞(pluralia tantum)であるため、「二つの遺言状」を意味するために基数詞 duae ではなく分配数詞 binae が用いられている。同様に、後続の unae も unus の複数形であり、一組の書板を指す。
  2. §28.3.11.prapertae — posteriores (tabulae) に係る完了分詞受動態・主格女性複数。「開封された後者の書板が」という形容詞的用法、または「後者の書板が、開封されたとき(あるいは開封された結果)」という時間・状況を表す副詞的分詞として解釈される。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §28.3.11.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:28.3.11.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。