Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §28.3.10.pr

捕虜から帰還した息子の存在と父の遺言の効力

4165 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

捕虜から帰還した息子が父の遺言を無効にすることはないという、サビヌスの説に基づく判断を示す。

[IDEM libro primo ad Uitellium. ] §28.3.10.prsed nec filius postliminio rediens rumpit patris testamentum, ut Sabinus existimauit.
[同著者、ウィテッリウス注解第1巻] しかし、ポストリミニウムによって帰還する息子もまた、サビヌスが考えたように、父の遺言を破棄することはない。

語釈・文法注

  1. §28.3.10.prpostliminio — 手段の奪格。敵の捕虜となって市民権と自由を失ったローマ市民が、帰還することによって捕虜となる前の法的地位(家族権や財産権など)を回復する権利ないし制度(postliminium、帰還権/主権回復)を指す。
  2. §28.3.10.prut Sabinus existimauit — 「サビヌスが考えたように」は主節の否定の命題全体(「帰還する息子は遺言を破棄しない」)に係る。したがって、サビヌス自身も「帰還する息子は父の遺言を無効にしない」という肯定的な解決(破棄されないとする解決)を支持していたことを示している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §28.3.10.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:28.3.10.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。