Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §27.6.3.pr

救済を要しない者に対する悪意の不影響

4033 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

ウルピアヌスは、未成年者(被後見人)同士の訴訟のように法的に救済を必要としない者については、事実を知っていたとしても不利益を被ることはないと論じる。

[ULPIANUS libro duodecimo ad edictum. ] §27.6.3.prPlane si is sit qui auxilio non indiget, scientia ei non nocet, ut puta si pupillus cum pupillo egit: nam cum nihil actum sit, scientia non nocet.
[ULPIANUS libro duodecimo ad edictum.] 明らかに、もし彼が救済を必要としない者であるならば、知得は彼に害を及ぼさない。 例えば、被後見人が別の被後見人を相手に訴訟を提起した場合がそれである。 なぜなら、何事も有効に行われなかったのであるから、知得は害を及ぼさないからである。

語釈・文法注

  1. §27.6.3.prauxilio — 動詞 indigeo(必要とする)が支配する奪格。古典期においてこの動詞は属格または奪格を支配するが、ここでは中性名詞 auxilium(救済、援助)の単数奪格形が用いられている。
  2. §27.6.3.prnihil actum sit — 接続詞 cum(〜なので)が導く理由節における、動詞 ago の受動態完了(接続法三人称単数)。法律文脈における agere(行う)の受動態は、法的に「有効な行為が成立する」ことを意味する。したがって、法的な効果がそもそも全く生じていない(無効である)状況を指す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §27.6.3.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:27.6.3.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。