Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §26.7.38.pr-26.7.38.2

後見の不行使における共同責任と訴権譲渡の否定

3873 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

複数の後見人が誰も後見を行わなかった場合の共同責任と、支払い能力がない者がいる場合の負担関係、および怠慢な後見人による訴権譲渡請求の否定について論じている。

[IDEM libro duodecimo quaestionum. ] §26.7.38.prSi plures tutelam non administrauerint et omnes soluendo sint, utrum, quia nullae partes administrationis inueniuntur, electioni locus erit an ut eiusdem pecuniae debitores excipere debebunt periculi societatem? quod magis ratio suadet.
[同著者、『問題集』第12巻より] もし複数の後見人が後見を遂行せず、かつ全員に支払い能力がある場合、管理の分担が見出されないがゆえに、選択に余地があるのか、それとも、彼らは同一の金銭の債務者として、危険の共同関係を引き受けるべきなのであろうか。 法の理性はむしろ後者を支持している。
§26.7.38.1Si quidam ex his idonei non sint, onerabuntur sine dubio ceteri, nec inique, cum singulorum contumacia pupillo damnum in solidum dederit.
もし彼らのうちの幾人かに支払い能力がないならば、残りの者たちが疑いなく負担を負うことになるが、それは不当ではない。 なぜなら、個々の者の怠慢が被後見人に全額の損害を与えたからである。
§26.7.38.2Unde quaerendum est, an actiones pupillus ei, qui solus conuenitur, in alterum pro parte scilicet praestare debeat.
そこから、単独で訴えられている者に対して、被後見人が、他方の後見人に対する訴権を、もちろんその他方の負担部分について、譲渡すべきであるか、という問いが生じる。
sed cum propria cuiusque contumacia puniatur, qua fronte poterit hoc desiderari?
しかし、個々の者自身の怠慢が罰せられているのであるから、どうしてこれを要求することができようか。

語釈・文法注

  1. §26.7.38.prsoluendo sint — 動詞 `esse` と共に用いられた、目的・適合を示す動名詞(または動形容詞)の与格(`soluendo`)であり、「支払うことに適している」、すなわち「支払い能力がある(solventである)」という状態を意味する法的な述語表現。
  2. §26.7.38.preiusdem pecuniae debitores excipere — ここでの動詞 `excipere` は「引き受ける、受け入れる」(suscipere, subire と同義)として機能しており、`eiusdem pecuniae debitores` は「同一の金銭の債務者として」という様態あるいは同格的な限定を表す。
  3. §26.7.38.2actiones pupillus ei... pro parte scilicet praestare debeat — 「被後見人は彼に対して訴権を譲渡すべきであるか」を問う文。`actiones praestare` は「訴権を移転(譲渡)する」を意味する法的な慣用表現。`in alterum` は「他方(の共同後見人)に対する(訴権)」、`pro parte scilicet` は「もちろん(他方の)負担部分の限度において」を意味し、全体の主語は `pupillus` である。
  4. §26.7.38.2qua fronte — 手段・様態の奪格。直訳すると「どのような額(おもて)によって」であるが、比喩的に「どのような厚顔さをもって」「どうして平気で」という非難を込めた修辞的な疑問を表す慣用表現。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §26.7.38.pr-26.7.38.2. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:26.7.38.pr-26.7.38.2

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。