Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §26.7.29.pr

長期間経過後の後見財産返還請求における利息の不当性

3864 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

マルケルスは、後見終了から20年以上経過した後にようやく後見財産の返還請求を思い立ったような者が、利息まで要求することは著しく不公正であり、特に後見人の相続人に対してはそうであると指摘する。

[MARCELLUS libro octauo digestorum. ]
[マルケルス、『学説彙纂』第8巻] そして特に、後見人の相続人についてはそうである。
§26.7.29.prmaximeque heredem tutoris: nam periniquum est eum, cui forte post uiginti annos uel amplius in mentem uenit tutelam reposcere, etiam usuras postulare.
なぜなら、20年あるいはそれ以上経ってから、たまたま後見(財産)の返還を請求することを思い立ったような者が、利息をも要求することは極めて不公正だからである。

語釈・文法注

  1. §26.7.29.prmaximeque heredem tutoris — 対格である `heredem` は、前文(§26.7.28.1)の `iustius mihi uidetur eum ... ad praestationem usurarum non compelli`(…が利息の支払いを強制されないことはより公正であると思われる)の文脈における `eum` と並列関係にあり、同様の免除が後見人の相続人(heredem tutoris)にも強く当てはまることを示す省略表現である。
  2. §26.7.29.preum ... etiam usuras postulare — 非人称表現である `periniquum est`(極めて不公正である)の主語となる対格不定詞(A.c.I.)構文。`eum`(関係節 `cui ...` によって修飾されている)が不定詞 `postulare` の意味上の主語である。
  3. §26.7.29.prcui ... in mentem uenit tutelam reposcere — `in mentem uenire`(心に浮かぶ、思い立つ)は、思いついた人を表す与格(`cui`)を伴う表現。ここでは主語的に働く不定詞 `reposcere`(返還を請求すること)を伴っている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §26.7.29.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:26.7.29.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。