Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §26.5.28.pr

後見人の保証人による後見人兼任の有効性

3830 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

ロマニウス・アップルスが、政務官時代に指名した後見人の共同後見人に自分が選ばれるのは二重の責任を負うため不当だと上訴したのに対し、皇帝は保証人と後見人の兼任は可能であるとして却下した。

[PAULUS libro secundo decretorum. ] §26.5.28.prRomanius Appulus ab iudice appellauerat dicens se non debuisse dari in tutela collegam ei, quem ipse, cum magistratus esset, nominasset suo periculo, ne in una tutela duplex periculum sustineret.
[パウルス、判決録第二巻] ロマニウス・アップルスは、自分が政務官であったときに自らの責任において指名した相手の、後見における共同者として自分が選任されるべきではなかったと主張して、判事から上訴していた。 それは、一つの後見において二重の責任を負うことにならないようにするためであった。
decreuit imperator posse quem et fideiussorem pro tutore esse et nihilo minus tutorem dari: itaque detentus est in tutela.
皇帝は、ある者が後見人のための保証人であり、かつそれにもかかわらず後見人に選任されることは可能であると裁決した。 したがって、彼は後見にとどめ置かれた。

語釈・文法注

  1. §26.5.28.prcollegam ei — collegamは対格不定詞の主語se(Romanius)に対する叙述補語(述語対格)であり、「共同者(同僚)として」を意味する。eiは「〜に対して」を表す与格で、collegam(または動詞dari)に係る。政務官が推薦した人物に欠格があった場合の補償責任(suo periculo)と、自らが共同後見人として負う責任との二重性を避けるための主張である。
  2. §26.5.28.prposse quem — quemは不定代名詞quisの対格単数男性形で、不定詞句(esseおよびdari)の意味上の主語として機能し、非人称的なposse(〜が可能である)の主語を形成する。「ある人が〜することは可能である」と訳される。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §26.5.28.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:26.5.28.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。