Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §24.2.4.pr

精神障害のある妻との離婚通告の可否

3583 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

精神障害のある女性の離縁の送受の可否について、ウルピアーヌスがユリアヌスの説を引用して検討し、本人は通告できないが父親は通告可能であり、精神障害中も婚姻は維持されるという見解に同意する。

[ULPIANUS libro uicesimo sexto ad Sabinum. ] §24.2.4.prIulianus libro octauo decimo digestorum quaerit, an furiosa repudium mittere uel repudiari possit.
[サビヌス註釈第26巻のウルピアーヌス] ユリアヌスは『学説彙纂』第18巻において、精神障害のある女性が離縁を通告すること、あるいは離縁されることができるかどうかを問うている。
et scribit furiosam repudiari posse, quia ignorantis loco habetur: repudiare autem non posse neque ipsam propter dementiam neque curatorem eius, patrem tamen eius nuntium mittere posse.
そして彼は、精神障害のある女性は離縁されうると書いている。 なぜなら、彼女は何も知らない者と同等に扱われるからである。 しかし、彼女自身もその精神障害のために、また彼女の財産管理人(キュラトール)も、離縁を通告することはできないが、彼女の父親は(離縁の)通告を送ることができる。
quod non tractaret de repudio, nisi constaret retineri matrimonium: quae sententia mihi uidetur uera.
なぜなら、もし婚姻が維持されていることが明らかでなければ、彼は離縁について論じることはないであろうからである。 この意見は私にとって正しいと思われる。

語釈・文法注

  1. §24.2.4.prignorantis loco habetur — 「知らない者の立場に置かれている」の意。ignorantis は現在分詞 ignorans の属格単数の名詞的用法。loco は haberi(〜とみなされる)を伴って、特定の状態や立場にあることを表す奪格の用法。
  2. §24.2.4.prquod non tractaret ... nisi constaret — 接続法未完了過去(tractaret, constaret)を用いた反実仮想(現在の事実に反する仮定)を表す。quod は理由を表す接続詞。nisi constaret(もし明らかでないならば)の constaret は、retineri matrimonium(婚姻が維持されていること)という対格不定詞句を主語に取る非人称動詞。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §24.2.4.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:24.2.4.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。