Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §24.2.10.pr

パトローヌスと結婚した解放女奴の離婚の制限

3589 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

パトローヌス(解放主)の妻となった解放女奴は、遺言信託によって解放された場合を除き、夫(パトローヌス)の同意なしに離婚して去ることはできないと規定する。

[MODESTINUS libro primo regularum. ] §24.2.10.prPatrono inuito liberta, quam in matrimonio habuit, ab eo discedere non potest, nisi ex causa fideicommissi manumissa sit: tunc enim potest, licet eius fit liberta.
[モデスティーヌス、規則書第一巻] パトローヌスの意に反して、彼が婚姻関係に置いていた解放女奴は彼から離れることができない。 ただし、遺言信託に基づいて解放された場合は別であり、その場合には、たとえ彼女が彼の解放女奴であっても、離れることができる。

語釈・文法注

  1. §24.2.10.prPatrono inuito — 名詞 patronus(パトローヌス)と形容詞 invitus(望まない)からなる、コピュラ(分詞)を伴わない名詞・形容詞の奪格絶対。「パトローヌスが望まないのに(その意に反して)」という譲歩または条件的な意味を表す。
  2. §24.2.10.prlicet eius fit liberta — 接続詞 licet(たとえ〜であっても)に導かれる譲歩節。写本での動詞の表記は fit になっているが、これは接続法現在 sit の誤記(転写ミス)と考えられ、「たとえ彼女が彼の解放女奴であっても」と解釈される。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §24.2.10.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:24.2.10.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。