Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §24.1.20.pr

死因贈与された奴隷による問答契約の効力

3530 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

死因贈与された奴隷が夫の生存中に結んだ問答契約の効力は、贈与の成否が確定するまで未定であり、贈与の確定または消滅に伴って契約の効力も確定または解消されると論じる。

[IAUOLENUS libro undecimo epistularum. ] §24.1.20.prSi is seruus, qui uxori mortis causa donatus est, prius quam uir decederet stipulatus est, in pendenti puto esse causam obligationis, donec uir aut moriatur aut suspicione mortis, propter quam donauit, liberetur: quidquid autem eorum inciderit, quod donationem aut peremat aut confirmet, id quoque causam stipulationis aut confirmabit aut resoluet.
[IAUOLENUS libro undecimo epistularum.] 死因贈与によって妻に贈与された奴隷が、夫が他界する前に問答契約によって約束させたならば、債務の効力は、夫が死ぬか、あるいは贈与を行う原因となった死の懸念から解放されるまでの間、未定の状態にあると私は考える。 しかし、贈与を消滅させるか、あるいは確定させるような出来事のうち、何が生じようとも、それによってまた、問答契約の効力も確定されるか、あるいは解消されるであろう。

語釈・文法注

  1. §24.1.20.prstipulatus est — 脱動詞 stipulari の完了3人称単数形。問答契約(stipulatio)において「(相手方に給付を)約束させる」「要約者(stipulator)となって債権を取得する」という意味で用いられている。能動の「約束した」という意味で訳すと、債務を負ったように誤解されやすいため注意を要する。
  2. §24.1.20.prin pendenti — 前置詞 in と、形容詞 pendens(未定の、懸案の)の中性単数奪格名詞化形との結合。条件の成否が決まるまで、権利や法律関係が「宙づりの状態で」「未定のままで」あることを指す法学の慣用語句。
  3. §24.1.20.prquidquid ... quod ... peremat — quidquid eorum... quod... の構造。quidquid は複合関係代名詞で、eorum(それらのこと)は部分属格。quod 節(接続法 peremat, confirmet は特徴・限定)が quidquid を修飾し、「贈与を消滅させるか確定させるような事柄のうち、何が生じようとも」という意味になる。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §24.1.20.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:24.1.20.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。