Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §23.2.42.pr-23.2.42.1

婚姻の品位と元老院議員の卑属の婚姻無効

3348 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

モデスティヌスは、婚姻においては合法性だけでなく品位も考慮されるべきであるという原則を示し、元老院議員の女性直系卑属と解放自由人や演劇関係者との婚姻は無効であることを述べる。

[MODESTINUS libro singulari de ritu nuptiarum. ] §23.2.42.prSemper in coniunctionibus non solum quid liceat considerandum est, sed et quid honestum sit.
[モデスティヌス、婚姻の儀礼に関する一冊本] 婚姻関係においては、何が許されているかだけでなく、何が道徳的かも常に考慮されなければならない。
§23.2.42.1Si senatoris filia neptis proneptis libertino uel qui artem ludicram exercuit cuiusue pater materue id fecerit, nupserit, nuptiae non erunt.
もし元老院議員の娘、孫娘、あるいは曾孫娘が、解放自由人、もしくは、演劇を業とした者、あるいはその父若しくは母がそれをした者と結婚したならば、婚姻は存在しない。

語釈・文法注

  1. 23.2.42.prnon solum quid liceat ... sed et quid honestum sit — quid liceat(何が法的に許容されるか)と quid honestum sit(何が道徳的・社会的品位にかなうか)の対比。法的に禁じられていなくとも、社会的地位や道徳的観点(honestum)から控えるべき事柄があるという、ローマ法における道徳的・倫理的基準の重要性を示す有名な法格言である。
  2. 23.2.42.1libertino uel qui artem ludicram exercuit cuiusue pater materue id fecerit, nupserit — 女性が結婚することを表す自動詞 nupserit(nubere の未来完了・接続法完了)は与格を支配するため、名詞 libertino(解放自由人に)は与格である。続く uel 以下の qui(...する者)および cuiusue(あるいはその者の...)で始まる関係節は、先行詞 ei(その者に)が省略された形になっており、いずれも nupserit の与格目的語として並列されている。代名詞 id は artem ludicram exercere(演劇を業とすること)を指す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §23.2.42.pr-23.2.42.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:23.2.42.pr-23.2.42.1

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。